2024年1月27日(土)に、2024年初授業となる「いつでも心優しく穏やかにいられる女性の秘訣」を開催しました。
今回の授業は、多忙でストレスフルな状況下にある女性たちを対象に、心の安定と優しさと穏やかさを保つための実践的な秘訣を学べる授業として、ヨガとメディテーションの先生をされている、つばきもとあきこ先生(以下、つばき先生)にご登壇いただきました。
まずは、参加者のみなさんにそれぞれ今の調子を確認していただき、何はともあれ実践!
つばき先生レクチャーのもと、楽な正しく座る座り方を解説、参加者の皆さんにマインドフルネスメディテーションを身体で体感していただきました。
<マインドフルネスメディテーションのやり方>
①まずは、楽な正しい姿勢で座ります。(座り方のステップは後半でご紹介)
②ポイントは「目を開けて」やること。瞬きをしても大丈夫です。目を開けていると入ってくる情報量が多くなりますが、一点に集中するのではなく、目をそこに置く感覚。
③鼻先の呼吸の通り道に意識を置きます。呼吸はいつもの呼吸です。
④しばらくすると、頭の中で思考や会話がはじまるので、それに気づくこと。気づいたら、優しく鼻先呼吸の通り道に意識を戻します。
⑤③~④を繰り返します。
※セルフプラクティスをする方は始める前にタイマーをセットしてみるのもオススメです。
その後、つばき先生がマインドフルネスメディテーションを始めた経緯をお話しいただきました。つばき先生が、「心」というものに興味を持ち始めたときに出会った「四無量心」という言葉。これこそが、つばき先生がなりたい姿、“いつでも心優しく穏やかにいられる人”だったそう。そういう人がどこにいるかを探したところ、今の師匠やマインドフルネスメディテーションとの出会いに繋がったということでした。
マインドフルネスメディテーションはマインドフルネスとメディテーションがくっついた言葉。まずはマインドフルネスについて、解説をしていただきました。
マインドフルネスとは、今この瞬間に何が起こっているのかに気づいていること。また、その瞬間に自分の心の状態を冷静に判断できていること。
その後、マインドフルネスをテーマに「※ジャーナリング」を行いました。
(※ジャーナリングとは・・・短時間で質問に対する回答を頭に浮かぶままに書き出すワーク。書く瞑想ともいわれる)
今回の質問は2つ。
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Q1:日常生活にあるマインドフルネスな瞬間を書いてみよう!
Q2:マインドフルネスではない日常の行動はなんだろう?
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短時間のワークは時間が限られているからこそ、普段の自分からは考えられない答えが出てきたり、参加者同士のシェアも盛り上がりました。
続いて、メディテーションについて解説をしていただきました。
メディテーションは、自分を良く知るためのひとつの手段で、先ほどのジャーナリングがこれに当たります。
そして、マインドフルネスメディテーションとは、この瞬間に何に意識を向けられているかに気づき、自分が決めたところにその意識を戻してくること。「気づきの瞑想」や「マインドの筋トレ」とも言われます。
特別な状態にもっていくヨガの瞑想と同じものだと思われがちですが、別物。ヨガは五感を閉じ、静かに目を閉じてエネルギーを小さくしていくので無になるイメージ。一方で、マインドフルネスメディテーションは、特別な精神状態を作り出すのではなく、目を開き、気づく力を鍛える心の筋トレのようなもの。
マインドフルネス瞑想を続けることで
・心の安定性
・明晰さ
・心の強さ
を養われると言われています。ただ、瞑想中ではなく、日常のちょっとした瞬間に効果が現れてきます。先ほど、「マインドの筋トレ」と書いていましたが、本当の筋トレのように日常に感じられる効果に近い感覚です。
授業冒頭におこなった、楽な正しい姿勢で座る座り方をおさらいしました。
目を開くのがポイントですが、最大のポイントは気づいて戻ること!
このマインドフルネスメディテーションを続けるコツは3つ。
・キツすぎず、ゆるすぎず。
・集中ではなく、鼻先に呼吸を戻す。
・リラックスできる静かな場所で行う。
ほんの5分、難しい方は1分からでも継続することが大切!とのことでしたので、参加者の皆さまはもちろん、お読みいただいている皆さまにはこの授業・レポ-トをきっかけに、静かな場所で少し自分に集中する時間をとってみていただけたらと思います。
今回ご登壇いただきました、つばき先生、ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました!!
▼つばき先生(@akitsubaki )のインスタはこちら
実は、女子未来大学は10周年の年ということで、「10」ポーズで記念撮影をしました。
本年も女子未来大学をどうぞよろしくお願いします!
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